山に雲の陰が見えるのって標高何メートルぐらいからなんでしょうか?
最後にちょっとお得な情報があるんで最後までお付き合いください
特に見所のなかった、キルギス第二の都市オシュ。
大きなバザール(1km以上店が続く)、
パンセクション
果物セクション
子供の笑顔につられて入った串焼き屋。
2本で約150円。
日用品や衣類と、売る品物が同じ店の集まりがずっと続く。
と、町が見下ろせる山ぐらい。
そんなオシュでしたが、旅の目的の一つである’英語(言葉)の勉強’にはとても最適な環境でした。
宿泊したのはロンプラお奨め’オシュゲストハウス’
マンションの一室にベッドを入れてるだけのドミ。一泊195ソム(約585円)。探すのが結構大変。
ロンプラを見て来るので、客の大半は欧米人。また、マンションの一室なので、互いのベッドの距離が近い。そして、オーナーは英語がペラペラ。かなり男前。
ここでは英語が公用語って環境。
そして、オーナーのダニエルは毎日、客に何かしら話しかけてくるので話が始まりやすい。
例えば、
「コウヘイはアッラーを信じる(ダニエルは敬虔なイスラム教徒)か?」
『ぼくは神様はたくさんいると思っている』
「それは違う。各国に大統領(首相など)が2人いたら国は混乱する。同じように、神も一人でないと混乱する」
『(既に混乱している気が…)イスラムの人はそう考えるんだね』
みたいな感じ。
最初は職業などの話で、だんだんといろいろ話してくれるので、かなり面白い。他の従業員もフレンドリー。
英語の勉強がしたい(英語に慣れたい)のなら、お勧めのゲストハウス。ダニエルは旅のいろいろな情報にも詳しい。
そして、オシュゲストハウスに5泊以上される方は、ダニエルに
『日本人のコウヘイから、5泊以上すれば、最終日はフリーだと聞いて来たのだが…』
と(英語で)言ってもらうと最終日はタダで泊まれると思います。
いつまで続くか分かりませんが、当面はその情報を日本人に広げてもらって構わないということでした。
この情報とともにダニエルの写真も載せたいと言ったところ、
「私は有名になりたくない。ただ、アッラーの前で有名になりたい」
とのことでした。
旅が終わる頃には英語がペラペラな自分を夢見て、今日も歩いています。
思えば6月は車中泊が6日(電車4日、バス2日)もあった。その最後、バスでの話。
中国最後の滞在地、カシュガルからキルギスタンのオシュへ。
ここまで来ると、もう中国っぽくない。
長いことお世話になった中国。いろいろ考えさせられました。
キルギスタンからはロシア文字。言葉はおろか、文字まで分からない世界に入る。
バスはなぜか野菜やジュースを限界まで積み、客が集まって走り出すのは予定の1時間後。
なんだか、東南アジアを思い出す。
客は中国人男性5名程とキルギス人婦人10名ぐらい+日本人1人。
中国人たちと話をしながら国境を通過。
キルギス入国。
少し遅れている気もするが、概ね予定通り。
景色のいいところ(標高が高いのでかなり寒い)で止まって写真撮影をしたりといい感じ。
ただ、道は悪く、常に揺れとの戦い。
中国人は「道が良くないので、この国は良くない」なんて言っている。
そんな彼らは、この国の道路整備のために出稼ぎに行く途中。
日も暮れて、揺られながら消灯。
揺れに何度か目を覚ますが、そんなことも忘れて眠りに。。。
。。。
(朝6時半)バス止まってる?まあ、トイレ休憩か。寝よ。
。。。
(7時半)おばさんたちが揺れに文句でも言って、朝まで止まってるんかな。まあ、寝よ。
。。。
(9時半)あれっ、バス止まってねえ??
外に出ると運転手が、「昨日の雨で、道が、、、」
道がない。
(行けるんちゃうん)と足を踏み出したら、、、
大後悔。(落ち着いて写真を取った自分にちょっと満足)
お昼には車の列が。
トラックは、道は作るものとばかりに突っ込んで道を作っていく。
バスはまだ動かない。
気付けば、売店も。。。って、しょっちゅう通行止めになってるってことやん。
乗客の一人が、
「ここの景色は素晴らしい。でも私は家に帰りたい」
その通り。
止まること12時間あまり、ようやくドライバーの腹が決まり突っ込むことに。
トラックの作ったタイヤ跡に、みんなでそこら中の石を投げ入れて、バスは突っ込む。
その後は問題もなく、34時間後にオシュに到着。
こういうトラブルは乗客の一体感を生み、オシュで別れる時には、
「もし、何かトラブルがあればここに連絡をくれ」
なんて連絡先の交換が始まる。
その後、タクシーに乗りゲストハウスに。
かなり疲れたけど、いろんな話が聞けて楽しかった。
キルギスのおばさんたちは、私が細いことをネタに、
「私の家に来れば、十分な食事が出来るのに」とか、
「それでは、いいお嫁さんが捕まらないわよ」とか、言いたい放題。
こっちも中国人たちと、
「あれ(おばさんたち)は太すぎるだろう。日本では太い女性が持てるのか?」
『いや。中国では?』
「細い方がいい」
なんて言ってたので、おあいこ。
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