バンコク(タイ)
↓(300バーツ、所要時間:12時間)
シェムリアップ
↓(4ドル、所要時間:6時間)
プノンペン
↓(11ドル、所要時間:8時間半)
ストゥントレン
↓(13ドル、所要時間:8時間)
パクセー(ラオス)
地雷やポル・ポトのイメージが強かったけど、想像以上に賑やかで栄えてる国でした。
内戦の影響ですが、子供をはじめ若い人が多かったです。
アンコールワットにて、
「アー ユー タイランド??」
(タイから観光に来たモンクが同じタイ人を探してるねんな。ほんまにもう、ちゃうって見たらわかるやろ)
『ノー ノー アイム ジャパニーズ』
モンク首捻る。
「オー ノー. アー ユー tired」
・・・
同族やったら、タイ語で話すよな・・・。
(しかも、モンクはカンボジア人でした)
仏像に近づくと、右の老女が線香を持ってくる。それを備えて、お祈りすると、お賽銭を入れろと指を指す。そのお賽銭は老女のものに。
「大仏さん。あんたはこの状況をどう思ってるの?」
思わず問いかけました。
歩いていると勝手にガイドをはじめるおっさん。
英語もしゃべれないくせに、終わったときには
「ワン ダラー」
誰が払うねん。
もう一回、遺跡を回ると今度は子供が、
こいつらも自称ガイド。
必死に説明してくれるから、余ってたキシリトールガムをあげると、すごい勢いで取り合ってました。
シェムリアップで泊まったゲストハウスはバイタクドライバーの溜まり場だったので、ビールを買ってみんなで飲むことも
ふく『みんな、どうやって帰るん?』
「バイクで帰ります」
『カンボジアは飲酒運転していいの?』
「はい。(おそらく嘘) でも、日本は厳しいですよね」
『そう。罰金30万やもん』
「でも、福岡の事件起きてから、50万になるかもしれない動きがあります」
『そうなん??』
「あなた、本当に日本人?NHK見てるから、ちゃんと知ってます」
みんな英語ができて、半分は日本語もできました。
ゲストハウスには大抵、子供がいました。
かわいかったので、同じ服(色違い)を買っちゃいました。
後ろはちょっとオシャレさん。
市場はとにかく容量オーバー
これで走ってるからすごい。
意外なところに日本発見。
撮影したら、写真チェック。
気に入らなかったので、
舌を出してみた。
でも、これも気に入らなかった(取り直しを要求)ので、
アップの笑顔で納得。
今は、ラオスのカエックって場所にいます。
ラオスとの国境越えのために訪れた、ストゥントレン。
30分もあれば町を一周できてしまう、とても小さな町(2日間で日本人には会わず。韓国、中国は数人)。
市場はやっぱりどこにでもあるけど、ここでは物乞いと客引き(バスから降りた時にホテルの案内で一人)に会いませんでした。
そんな町での話。
「Hey ヘイ」
自信満々に声をかけてくるおじさん。
なんだろうと近寄ってみると、
ボサボサになった髪を触ってきます。
「Hey」
と言って、ハサミをチョキチョキ。
ボサボサの髪がプロ根性を誘ったのでしょうか?
『おっちゃん。グッド カンボジアンに』
「Hey」
興味本位で散髪することに。
カット終了。
(思いっきり切ったよなぁ)
終わったかと思いきや、
次はヒゲ剃りに、、、(シェービングクリームがカビ臭い気が・・・)
ヒゲ剃り終了。。。
セットで、おっちゃんは、しきりに髪を真ん中で分けてきます。
しかし、おっちゃん、センター分けが気に入らなかったのか、
次は髪をオールバックに、
しかもジェルを使おうとするので、
「オッケー。これでいいよ」
で、
こんな感じになりました。
散髪代2.5ドル。ちょっと高かったなあ。。。
何もなかったけど、のどかでいい町でした。
プノンペンにいます。
バイクが多くて、スピード出して、信号守らないから危ない。。。
王宮や、
国立博物館、
ワット・プノン、
独立記念塔など、
一通り、有名どころに行きましたが、、、
トゥール・スレン博物館。
ここは考えさせられました。
もともとは学校だったが、ポル・ポト時代に収監所となり、2万人近くが収監され、生きて出られたのが8人だけだったというところ。
これまでにカンボジアで話をした人には先生がポル・ポトに殺されたという人も複数いた。
拷問室は発見当時のまま残されており、
部屋は、一人用に細かく区切られている
番号を付けた収監者の顔写真や殺された人の頭蓋骨も多数展示されていて、やりきれない気分になる。
尋問中の保安規則
どこの国にも少しはあったことかもしれないけど、リアルな実感として感じると重くのしかかってくる。
独居房で殺されるのを待ちながら、どんな景色を見ていたのだろう。
自分って、いい時代にいい国に生まれたんだなぁ・・・。
部屋を探していて、声をかけてきたゲストハウス付きのバイクタクシードライバー。日本語が少し出来るのが多少ありがたかった。
どこの町にいってもある普通の出来事。
初日に連れて行ってもらったアンコールワットの夕日(翌日の入場券を買うと、前日の17時以降は中に入れる)が曇って見えなかったので、むしろがっかりしていた。
そんな帰り道の話
ふく『サンセット見れなかったね。まあ、明日のアンコールワット見学を楽しみにするよ』
キン「この後、どうしますか」
『ご飯、おいしいところ知らん?』
「焼肉食べますか?割り勘しますよ」
(そんな日本語知ってるんや…)
真ん中上に若いバナナがあり、それが胃の薬らしい。
そんなわけで、二人で焼肉に。
ビールを飲んで話すと、いろいろな話が出てくる。
「りょこうする人は、シェムリアップやプノンペンだけ見て、”すごい車、すごいバイク、すごい人。カンボジアもにぎやか”っていうけど、ほんとうに貧しいのは田舎。それをみる人は誰もいない。わたしのいなかもすごい田舎で、体洗うのも、料理も池の水。トイレは草むら」
「アンコールワットには、まいとし300万人の旅行者がくる。ワンデイチケットでも、ひとり20ドルだから、6000万ドル。だけど、カンボジアの人は豊かにならない」
「ガバメントスタッフのきゅうりょうは月に50ドルくらい。でも、新しいお家がどんどん建つ。なんで??」
「ポケットマネーがたくさん。だから、あまりカンボジア好きじゃない」
『じゃあ、キンは将来何になりたいの?』
「プライベートスクールで日本語学んで、日本語ガイドになりたい。一日25ドル以上もらえる」
『お金稼いでどうするの?』
「ゲストハウス作る。オーナー何もしていない。でもお金持ち」
キンの部屋(私が泊まった部屋と同じ広さで5人宿泊)で撮影(日本語のテキストは原本をコピーして冊子にしたもの)ちなみに、プライベートスクールは月4ドルとのこと。
バイクで街を周っていると、建設中のショッピングセンターなどもあるので、
『すげーやん。都会やん』なんて言うと、
「でも、これはカンボジアのものじゃない。みんなアメリカやヨーロッパ、日本のもの」
他にもいろいろな話をした。
女の子の相場(ここ数年で7倍くらいに)や、旅行者のタイプ(日本人は韓国、中国人よりもフレンドリー。アジアでは、ずっと日本人が多かったけど、最近は韓国人旅行者の方が多いとのこと)、どこの人が好みか(キンは韓国人)など、たわいもない話。
別に卑屈に話すわけでもない。
他のバイタクドライバーたちも、英語や日本語のプライベートスクールに通っている。
少しでも多い収入が得られるガイドになるために。
外には物乞いがたくさんいる。
彼らには、能力を上げて、より多くのお金を稼ぐことが当たり前に存在していた。
シュムリアップです。(従業員用で余った部屋(シャワー、トイレ共同)に2.5ドル/日で宿泊中)
金額しだいだけど、いける限りは夜の遊び場にもなるべく行きたい。
それも、単純に女の子を買うところではなくって、夜にトゥクトゥクの運転手が行かないかと声を掛けてくる場所に。
それで、その国に触れたって少しは自己満足できる。
タイではそれが”ゴーゴーバー”(選挙のためお酒の販売がNGで閉まってるとのことだったので行けず)
カンボジアでは”ナイトクラブ”がそれにあたるらしい(マッサージの誘いも多い)。
シュムリアップ観光をずっと共にしているバイクタクシードライバーのキン(日本語多少出来る)に聞くと
(飲む・・・、問題なし。 触る・・・、無問題。 踊る・・・、なんとかなるやろ)
中は、耳が痛くなるほどの大音量で音楽が流れている。
座ると、女の子が3人、それぞれに異なる銘柄のビールが書かれたメニューを持ってくる。
どのビールかを選ぶと、その銘柄を持ってきた女の子が隣につく。
この時点でかなりの後悔。もっと選べば・・・。
気を取り直して、、、
まずは基本的に
『ハウ オールド アー ユー?』
女の子、ハニカミのみ。
う~ん、
『ファッツ ユアー ネーム』
女の子、ハニカミ。
『お名前は』
女の子、愛想笑い。
『キン。この子、英語もジャパニーズも出来へんの』
キン「はい。そうみたいです」
・・・
どうしよ・・・。
言葉が通じない女の子と仲良くなる方法は・・・。
キンはキンで「なぜ、触らない。この子5ドルかかってるよ」
なんて言うし。
言葉が通じない(コミュニケーションの全くとれていない)女の子をただ触る(しかもあんな感じやし)、ことは精神的にきつい。
女の子が手を取って、
・・・
周りはオールカンボジアン。
・・・
女の子は踊りになるとイキイキ。
キンは、よくわからないけど、一応踊っている。
(もし、ジャマイカに行って、踊れなかったら恥ずかしいよな。ここは練習や。誰も見ていない)
(恥ずかしさでこみ上げてくる笑を抑えて)、音楽に合わせて体を上下左右に揺さぶる。
女の子の笑顔が妙に気になる。
(おれを笑ってるんやないか??)
思い切って、手を上に上げて動かす。
(おれ、結構踊れてるんじゃない)
と、曲が変わって、女の子に席に戻される。
で、
また、座って、目が合ったらハニカミ合いに。
ビールが無くなったところで終了。割り勘して、1人10ドル(金額はカンボジア人の分も会計時点で割り増しして割り当てられてるかもしれないのであてになりません)。
帰りにキンに
『キンも大して踊れてないやん』って言ったら、
「今日は風邪だから、あんまり踊らなかった」
だって。。。
アンコールワットの朝焼けに始まり、
細かい石細工に気が遠くなり、
ラピュタや
ドラクエの世界を思い出し、
夕方のアンコールワットで締める。
とにかく壮大。一見の価値あり。
宮崎駿ファンを自認するので、
ラピュタのモデルとも言われているベンメリエ(ここは遺跡群から離れていて、シュムリアップ市内からバイタクで1時間20分ぐらい、お尻が痛い・・・。入場料も別で5ドルかかる)にも行ってきました。
修復が最小限で観光客も少ないですが、石を乗り越えて見学することになり、結構疲れました。
遺跡は朽ちた状態が素晴らしいって思う人にはオススメです。
気の遠くなる時間かかって作ったものが、気の遠くなる時間かかって壊れて、また気の遠くなる時間かかって修復して、、、。
カンボジアではゆっくり時間が流れています。
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